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グラフの正しい使い方 色合いなど見た目のポイント

はじめに

グラフというものは視覚的にデータを捉えるものですから、見にくかったり、見栄えが良くなくては逆効果です。
「相手に言いたいことをしっかりと伝える」ことを頭の片隅に置いて、このページを参考に自分だけのグラフ作りのスタイルを作り上げて下さい!

印刷した時のことも考える

グラフをスライドに入れるのか、また配布資料に入れるのかで色遣いが変わってきます。
どれだけカラフルで見やすいグラフにしたとしても、白黒印刷した時に各項目の色の違いが分からなければ困ってしまいます。 あまり濃い色や薄い色ばかり使わず、濃淡のバランス良く配置しましょう。

印刷した時のことも考える
上の図のように、パソコンの画面で見てたときは綺麗なグラフだったのに、
いざ印刷すると全く違いが分からない・・・なんてことも

分からないなら同系色

グラフに限らずデザイン一般では、使う色を彩度や明度によって決めていきますが、デザインの素人の私たちにはそんなのは分かりませんよね(笑)。
そんな時は単純に、赤でも青でもよいので、1色だけ選んで濃いものから順に使っていきましょう。
そうすると印刷した時でもキレイに違いが分かるのでとても良くなります。

3Dにすればよいというものではない

Excelには、グラフの表現効果として3D効果が用意されており、 ものによっては非常にたくさんのデータを一度に示すこともできます。 ただし、通常のグラフに比べて3Dグラフはデータの差が分かりにくいという欠点があり、どんな時でも有効であるとは言えません。
「このグラフによってどんなことを示したいのか」ということを常に意識しましょう。

3Dにすればよいというものではない

軸ラベルをつける

せっかく見やすいグラフを作っても、そのグラフが何のデータを示しているのかが分かりにくくては意味がありません。
グラフタイトルでそのグラフの説明をするだけでなく、縦軸・横軸に軸ラベルをつけることを忘れないようにしましょう。

悪い例 矢印 良い例
軸ラベルをつける 悪い例 軸ラベルをつける 良い例