---
レクチャートップ > かっこいいプレゼンの仕方 入門編

かっこいいプレゼンの仕方 入門編

はじめに

学校の授業やゼミでプレゼンをすることはしばしばあるかと思います。
人によってはプレゼンが嫌いで、いつも適当に済ましてしまう人もいるかもしれません。
しかし、プレゼンというのは、そもそも「自分の考えを説明して、相手に納得してもらう」というのが本質であり、
PowerPointが上手に使えるかどうかは大した問題ではありません。
社会に出てどんな仕事に就くにしても必要な、このプレゼン能力を学生のうちに磨いておきませんか?

目次をつける

プレゼンの聞き手に対して、「プレゼンがどのような流れで進むのか?」ということを伝えるのはとても重要です。
もっと言えば、「今聞いてるプレゼンが、あとどれくらいで終わるのか」ということを何となくでも分かっていれば、聞く側も集中力をもって聞くことができます。
そのために目次をつけるのは非常に重要です。

目次をつける
 本でもプレゼンでも、目次が必要なのは共通!

アニメーションは使いすぎない

アニメーションは聞き手の視覚に訴える点で効果的ですが、あまり頻繁に使っていると効果が薄れるだけでなく、アニメーションに気が取られて本当に伝えたいことが伝わらなくなるおそれもあります。
アニメーションの使用は最低限にとどめ、フェードインや文字色の変更など、シンプルなものを使うよう心がけましょう。

情報を詰め込みすぎない・文字は大きく

特に学生のプレゼンでは、スライドにやたらと文章を詰め込み、それを読み上げていくだけ、というプレゼンが多く見られます。スライドはそもそもプレゼンのための1つの道具であり、プレゼンで話していく内容の「カンペ」として使えばよいのです。
また文字を大きくすると、長ったらしい表現はスライドに収まり切りません。なので必然的に簡潔な表現になることも利点です。

悪い例 矢印 良い例
情報を詰め込みすぎない 悪い例 情報を詰め込みすぎない 良い例
こんなスライドでは、聞き手は文字が多すぎて読む気にならないか、
スライドを読むだけで満足してあなたの話を聞いてくれないかも。
見た目はかなりスッキリしましたね。
話すテーマだけ並べて、あとはあなたのプレゼン次第!

1スライド1メッセージ

1つのスライドにたくさんの情報を詰め込むより、いくつかのスライドに分けて話をした方がいい点があります。それは、スライドを分けることで、「そのスライドを使って話すこと」が明確になることです。
さらに、この方法だとスライドの順番通りに話していくので、話の順序を間違えることもありません。
参考:http://www.rubycolor.org/takahashi/

悪い例 矢印 良い例
1スライド1メッセージ 悪い例 1スライド1メッセージ 良い例
スッキリした見やすいスライドだけれど、何か物足りない・・・ いきなりこんなスライドが出てきたら、
ものすごくインパクトがありますよね!

完璧に話す必要はない

どんなに時間をかけて練習して、話す内容を一言一句暗記しても、本番にはアクシデントがつきものですし、そもそもそんなに労力を使う必要もありません。多少表現や言い方を間違えたとしても、聞き手はそんなことには気付きません。
落ち着いてゆっくりと話すことが、分かりやすいプレゼンの第一歩です。

時間を守る

どんなに優れたプレゼンであっても、予定時間をオーバーして、聞き手や次の発表者のスケジュールを乱しては意味がありません。予定時間内に収めよう、という意識を持つと、プレゼンの本筋に無関係な部分を削れるようになるかもしれません。 余談ですが、20枚のスライドを1枚20秒で説明する、スピーディなプレゼンテーションイベントである「pechakucha」というイベントもあるようです。
参考:http://www.pecha-kucha.org/

プレゼン応用編へ