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私立大学 経済学部 内資系コンサル内定

インタビュアー: なべさん

コンサルは起業のため

巨大テニスラケット

巨大テニスラケット

コンサルティング業界を志望していたみたいだけど、その理由は?

将来的に起業するためかな。というのも俺はホリエモンになりたいんだよね。悪いことをして逮捕されるということではないよ(笑)。学生時代に起業してそのまま突っ走りたいということ。
大学時代に友人と開成高校出身の家庭教師の派遣業で起業したんだけど、この企業はビジネスとしては回ってはいたけど、今後の発展性も見えず、また一生やりたいとも思わなかったんだよね。そこで会社をファーストステップとして起業する、という考えに至ったんだ。実際に起業のために必要だと思う要素は3つあるんだ。
1つ目は、「起業する分野を決める」こと。
2つ目は、「意思決定の質と量の最大化する」こと。
3つ目は、「人脈を作る」こと。
コンサルティング業界は、この3点をすべて高水準で満たしているから志望したんだよね。もっと具体的に話すね。
1点目に関しては、3カ月に1個のプロジェクトをこなせるから、短期間のうちにたくさんのプロジェクトに携わり、様々な業種へと触れる事が出来るんだ。
2点目に関しては、会社の社長と商談をするため、1つの会社の経営に携わることができるんだ。 それは、1点目とも重なり意思決定の質と量を確保できるといえるよね。
3点目に関しては、優秀な人がいるということ。優秀ってどういうことかっていうと、頭の回転が速かったりアイディアが鋭かったりという事なんだけど、OB訪問や会社説明会を通して感じ取ることができたんだよね。

たくさん受けてたくさん振り返る

就職活動の進め方について聞くね。まず、エントリー数を教えて。

サマーインターンで30社、本選考は外資で20社、内資10社くらいかな。

サマーインターンの応募数が多いよね。何か理由がある?

起業したいという考えはあったんだけど、どの業界が良いか大学三年生の時点ではわからなかったんだ。だから、早い段階からたくさんの会社や就職活動自体を、選考を受ける中でたくさん知っていこうと思っていたんだよね。

なるほど。会社を受けていく中で心掛けていた事って何かある?

面接やグループディスカッションにおいて、どういうことを言ったら受かるのか、又どういうことを言ったら落ちるのか、かな。それを忘れないためにも1社受けるごとにノートにまとめ、良い点と悪い点、今後の反省点を書いていたよ。同じような質問は何度もされるから、いつでも振り返れるようにこのようなノートを作っておくのは有用だよね。

彼女との出会いが、学生生活の転機だった。

生クリーム大量すぎ

生クリーム大量すぎ

学生生活の転機って何だった?

彼女との出会いかな(笑)。サークルの今まで全然関係なかった人に自分で連絡を取って、ご飯を食べて、家に遊びに行って… 最終的には付き合うことになったことかな。

面白い話だね。さすがです。
どの辺が転機だったのでしょうか?

自分でアポイントを取って、その日のうちに目標を達成した。それにより「出来ないことは無い」という自信になったんだよね。 たとえば、就職活動を終えて就活の支援団体を立ち上げたけど、それにも活かされたよ。
就活を終えた4年生や就活を控える3年生を集める事、お金を集める事等、困難な事が続いたけれど、何とか乗り切ることができたのは、やはりこの経験が強く影響しているのかと思うんだよね。インターン選考や本選考の時も、常に自信をもって臨むことができたよ。

とても意欲的だね。見習わなくちゃ。
残りの大学生活も、もう8カ月くらいだけど、どのように過ごそうと考えてる?

残りの8カ月しかできないことをやるのが、最も有意義なのではないかと考えているんだよね。8カ月ないとできないことって何だろう。又、コンサルティング業界に役立つことをしたい。
そこで、世界一周を計画してる。グローバル戦略で中国なのかアメリカなのかインドなのか。海外戦略をするうえで実地調査が必要不可欠だよね。1人で外国人とコミュニケーションを円滑にとれないといけない環境が、そこにはあるから。1人で世界一周旅行に出れば、おのずと現地人とのコミュニケーションをとる環境になる。コンサルティング業界では海外の案件に携わりたいと思っているから、そのような海外経験は活きてくると思ってる。

資格は重要

悟空とピッコロに挟まれて

悟空とピッコロに挟まれて

資格について話を聞くね。
まずは、就活において資格のイメージってどう?

すごく重要だと思う。1つはその資格の勉強過程で身に着く能力を示すことと、2つ目に相応の努力ができる事を示すこと、の2点が考えられるね。

パソコン資格を取ろうと考えたことはある?

取ろうとすら思わなかったなあ。
俺は、資格は無くてもやっていける。絶対に必要ではなく、あるといいねという+α的要素として考えていたよ。

なるほど。本日は貴重な、そして面白い話をありがとうございました。

<まとめ>
学生時代の転機が彼女との出会いとはとても面白いことを言ってくれました(笑)。
しかし、まったくふざけた様子は無く、すべての話にわたり論理的で、やっぱりコンサルだなぁとしみじみ思いました。就活は数が重要だという考えは、だれしもに当てはまる公式のようだと思いますので、心に留めておきたいと思います。