はじめに
大学生の大半にとって、切っても切り離せないのが就職。
最近は様々な就活テクニックが大流行しています。
しかし一方で、厚生労働省の調査によると、大学を卒業し新卒で入社した人のうち、3割が3年以内に離職しています。
これは大学生の多くが、自分に合った働き方、企業を見つけられないまま就職していることを示しているでしょう。
この原因を突き止めるべく、全国の大学3年生120人にアンケートを取り、就活でみんなが疑問に思っていることを分析してみました!
1. 就活そのものへの不安
決して景気がいいとは言えないこの時代、就職するのも大変で、そのような不安からか80%以上の人が就活は不安であると考えているようです。
しかし、不景気とはいえ、世の中には星の数ほど企業があります。
自分に向いていること、自分が本当にしたいことをじっくり考えれば、それに合った企業も必ず見つかるはず!
ただし、もし自分に合った企業が見つかっても、その企業が10年後も自分に合っている保証はないし、大企業や日本の企業ではない企業かもしれませんね。
自分に合った企業や仕事を見つけるためには、常識にとらわれない広いアンテナを張る必要があると思います。
2. 自己分析の仕方って?
就活の必須テクニックと言われる、自己分析。
しかし本屋に行けば沢山の自己分析本があり、方法も多種多様。
しかもその本を読んでも上手く自己分析できるとは限りませんよ!
そこでオススメするのが、バイトやインターンシップで、実際に働いてみること。
夏休みなどを利用して、企業で1,2週間9-18時で働いてみる、そういう経験をすることで、自分の生活や人生にとって、仕事がどれだけ重要なのか、またどんな仕事が向いているのか、ということが分かります。
頭でいろいろ考えてみるよりも、実際に行動してみる方が、身を持って自分の向き不向きを分析できると思いますよ。
3. エントリーシートって何? 何を書いたらいいの?
エントリーシートとは、履歴書とは別のもので、各企業が就活生の適性を判断するために書かせるアンケートみたいなものです。
「あなたの長所は何ですか」のような普通の質問から「あなたを動物に例えると何ですか」という一風変わった質問まで、中身は企業によって大きく異なります。
エントリーシートを書くときに、どんな場合でも大切なのは「分かりやすく書くこと」です。質問に対してどんなに面白い答えを思いついたとしても、分かりにくい文章や、誤字脱字があっては、非常に印象は悪くなります。
もちろん答えの内容をしっかり考えることは大事ですが、日頃から、文章を書く時は常に「誰が読んでも分かる文章」を目指すことで、文章能力を上げておきましょう!
4. 面接での正しい受け答えがわからない
あくまで僕の意見ですが、面接に「正しい受け答え」など存在しません。自分の思うことをそのまま伝えるべきで、それでも採用してくれる会社に入るべきです。
面接で思ってもないきれいごとを言って、自分を偽って入社しても、結局自分に合わず退職することになるんじゃないでしょうか。
なので、自分でしっかりと考えた意見を、そのまま伝えるのが一番です。
もちろん、相手に自分の考えを分かりやすく伝えるために、論理的に話す練習や、落ち着いてゆっくり話す練習、緊張しないように面接そのものの練習をする、という準備は必要かもしれません。
まとめ
就活の面接などで不合格になっても、基本的にその理由が企業から教えてもらえることはありません。
なので不合格になると、なぜ不合格になったのか分からず自信を失ってしまう就活生は多いです。
そこで大事になってくるのが、自分の「軸」です。自分の中で譲れない、大切にしたい価値観を明らかにすることが大事です。
そのためにはただ座って考えるだけでなく、実際に行動して、色んな経験をすることが大事なのではないでしょうか?
就活や就職は単なるスタートであり、そこをゴールにしては元も子もないと思います。
「自分を信じる」「信じられる自分になる」ということが就活、そして人生を考える時に大事なのではないでしょうか?
ここまで書いておいてなんですが、僕も実は就活生です。一緒に頑張りましょう!
もちろん、先輩からの意見もちゃんと用意してありますので、そちらもあわせてどうぞ → Q&Aへ